平成26年における窃盗事件で、被害品にキャッシュカードが盗難に合ったというものの中で件数は5万4,693件、同じくクレジットカードは3万6,367件です。手口別に見ると、キャッシュカード、クレジットカードとも手口の上位は車上狙い、置き引き、引ったくりなどとなっているそうです。
クレジットカードを盗まれたというような場合は、意外と早く気が付きやすいので被害額も少なくすることができますが、クレジットカード使用時に使用されるCAT(信用情報照会端末機)の中にスキマーが仕掛けれており、クレジットカード精算時にスキミングという方法でクレカの情報が盗まれてしまう場合は、情報が盗まれていることさえわまりませんから、なかなか気が付きにくいということになりますね。このように盗まれた情報は、情報の入っていないカードに書き込まれ、偽造クレジットカードや偽造キャッシュカードとして第三者に現金の引きおろしや高額商品の購入などに悪用されます。偽造カードによるクレジットカードの不正利用は、平成9年度は総被害額の約6.4%であったのに対して、平成19年度には、相被害額の42.6%にまで伸びてきています。
このように最近クレカの盗難不正使用が増加していますので、カードの管理はしっかりしておきたいものですね。
キャッシュカード、クレジットカードは携帯し、紛失していないかこまめに確認すること、机の中やタンスの引き出しなどに放置しないとか、長時間体から貴重品を離す時間があらかじめわかっている場合や、繁華街などに外出する場合にはセキュリティの高い金庫などに保管し外出する。他人にキャッシュカード、クレジットカードを渡したり、見せたりしない。クレジットカードでの精算の場合、目の前でCATに通してもらう。クレジットカードは信用のできる店以外では使用しない。特に海外や繁華街では使用に注意する。などの気配りをしましょう。
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