今の皮膚の症状をどう受け入れるかが重要!
アトピー性皮膚炎は目に見えて皮膚の症状があるので、自分の皮膚と他人の皮膚の違いを比べてしまい、劣等感を抱く事があります。
得に症状のでやすいとされる首の周辺など、症状が長引いたり、重かったりする場合に黒く変色してしまいます。
ひどくなると赤みも帯びた黒色で、知らない人から見るととてもひどい状態に見えてしまいます。
しかし、目の前の人以外にも同じ様な悩みを抱えている人が多い事が分かります。
自分だけが皮膚が汚い。なぜ自分だけがこんな思いをしなければいけないのか?
など、一人で抱え込まないで下さい。
皮膚が黒い、赤いだけで人の価値が決まるものではありません。
外見にいろいろな特徴のある人でも素晴らしい人がいることを知ることが大切です。
皮膚は綺麗でも、内蔵に疾患を抱えている方は珍しくありません。
あなたの皮膚の色は個性なのです。
「目が悪い」「ニキビが多い」などと同じで、マイナス要素ばかりを気にしすぎるのはよくありません。
ありのままを受け入れてくれる方は必ずいますし、そのためには外に出て、いろいろな人と交流することでそれを実感することが必要です。
人がどう思うかばかりを気にしていて、自分の人生を台無しにしたらもったいないことです。
実際、ほかの人は自分のことをそんなに見ていないものです。
人の顔がどうなっているかを見ながら歩いている人はいません。
「そんなに見たいならどうぞ」くらいの気持ちで受け流してしまう神経の図太さを持つこともよいですね。
汚さを嘆くなどアトピー性皮膚炎のことばかりにとらわれず、自分の出来る事や能力を発揮できる場所を探したり、自分が熱中できる何かを見つけ、それに取り組むことが大切です。